メッセージ
近藤等則
“HERITAGE”の子供達のみなさんへ
近藤等則
「地球で一番重いものなあに?」と聞かれたらみなさんは何と答えますか?
それはこの地球という星自身です。60兆トンの1億倍の重さだそうです。地球に住む人間を60億人として、平均50kgの体重とすると、人間の重さは3億トン。人間全体の重さは、地球の重さに較べると、20兆分の一しかないのです。
こんなに重い地球が、沈みもせず、宇宙空間にポッカリ浮いて、なおかつ太陽の周りを猛スピードで飛んでいるのです。時速10万km以上のスピードだそうです。音速が時速1200km程ですから、90倍近いスピードになります。
地球に超巨大なロケットエンジンが付いている訳でもないですし、誰かが地球にひもをつけてブンブン振り回しているという話も聞きません。こんなに重い地球をこんなに凄いスピードで飛ばしているエネルギーは、一体どこから来ているのでしょう。
本当に不思議です。今の私達の科学技術文明が到底およばないところに、宇宙の神秘はあります。この宇宙の不思議を、時々一人で想像してみたり、友達と話し合ってみたらどうでしょう。
人間一人一人の命も、草木や動物達、地球上のあらゆる生命も、この宇宙の不思議神秘から生まれ、ささえられているのです。
そう思うと、今ここに人間として生きていることが奇跡以外の何物でもないと感じるようになるでしょう。そして地球のあらゆる生き物も同じ仲間なんだ、と思えるに違いありません。そうすると、「まわりの人達、まわりの生き物達と仲良くしながら、一日一日を元気に精一杯生きよう」という気持ちが、心の底から湧き出てくるのではないでしょうか。
9月6、7日のコンサートが素晴らしい集いになりますよう。
2003年8月27日 記
(2003年に出演予定が都合で出演できずメッセージをいただきました。翌年の第六回目には出演していただきました。)






